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2007年10月31日 (水)

初期のカラーブックスの案内を発見

昨日のブログで書いた「高野山」にはおまけがついていた。本の中に初期のカラーブックスの案内チラシがそのままはさまれていたのだ。↓

001

裏はモノクロ↓

002

こういうものを見るのはじつに楽しい。

表のスイスのベッターホルンのカラー写真は、当時の人々に「カラー写真」ならではのインパクトを与えたことだろう。「カラー写真の魅力 カラーブックス 現代人のホームライブラリー」と書いてある。

当時、テレビもまだ白黒だったから、こういったカラー写真は人々の旅情を刺激したに違いない。私も子どものころ、家にあったピクニックのレコードのジャケットに映っていた高原のカラー写真を見て、その風景から子供心に「ピクニック」というものにあこがれたものであった。

裏を見ると当時のカラーブックスのラインナップ。当然ながら前年の昭和37年に創刊したばかりだから1巻からすべてそろっている。記念すべき1巻は知る人ぞ知る「ヒマラヤ」。残念ながら、現在、保育社にはその資料さえ残っていない。カラーブックスのコレクターの方は古本屋で一生懸命探しているという話も聞いたことがある。

・・・・・・そして、気付いたのが「ヒマラヤ」の著者は「東京工業大学 川喜多二郎」とあることだ! この川喜多二郎先生とは、ビジネスマンには「KJ法」でおなじみの文化人類学者の川喜多二郎先生に間違いない。なんせネパールを主なフィールドとした先生なのだから「ヒマラヤ」なのだ!(その膨大な資料の情報整理法として考えられたのが、お名まえの頭文字をとってKJ法となった)。

そうか、あの川喜多二郎先生がカラーブックスの記念すべき1号の著者だったとは! なんだかうれしい。

ラインナップを見ていると初期のころのカラーブックスは、現在、保育社にないものが多い。古本屋さんで見つけたらコツコツ集めていこう。

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コメント

初めまして。カラーブックスのファンです。
残念ながら「ヒマラヤ」はありませんが、
その次の「桂離宮」ならあります。
またお邪魔させてください。

投稿: くま | 2007年11月17日 (土) 12時20分

コメントありがとうございます。「桂離宮」も保育社には残っておりません。(涙)
カラーブックスは全部で909冊。最終刊行は1999年8月の「日本の私鉄 京阪」です。
そのうち残っているのは資料本も含めて約500冊。在庫販売できるのは400冊くらいです。
私も古書販売店などでカラーブックスを見つけると、いとおしくて(笑)思わず買ってしまうことがあります。
またぜひお越しください。

投稿: mats | 2007年11月18日 (日) 15時50分

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受信: 2007年11月23日 (金) 10時23分

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