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2008年3月 9日 (日)

つい買ってしまう本

仕事柄、書店に行くことが多いのだが、ふだんはできるだけ仕事に関する本のコーナーだけを見るように心がけて帰ってくる。そうしないといつまでも書店から出てこられない。

休日に書店に行くとついふらふらといろんな本を見てしまう。読む時間もなく積んだままの本も多いのだからcoldsweats01、できるだけ本の衝動買いはしないようにしているのに(あ、出版社の社長が言わないほうがいいか!)。先日は前から気になっていた本が目の前にあり、つい買ってしまった。『直筆で読む「坊っちゃん」』(集英社)

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この本、文字通り、夏目漱石の「坊っちゃん」の直筆原稿がそのまま本になっているのだからたまらない。

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去年の11月ごろの発売当初に、新聞広告で見て気になっていたのだが書店で見つける機会がなかったので、買わずに済んでいたのだが(笑)、とうとう見つけてしまった。

「編集者という仕事のいちばんの楽しみは作者の原稿をいちばん最初に読めることである」なんてことがよく言われるが、大作家の直筆原稿を見る機会のある編集者はわずかだし、ワープロが当たり前になった今は直筆原稿を見ることは減っている。

ふだん、われわれが読んでいる「本になった」作品は、いろんな意図のもとに加工されているもので(それが編集者の仕事であるが)、どんな意図があるのかを完成本から読み取ることはほぼ不可能である。たとえば、この「坊っちゃん」にしても、なぜ「坊ちゃん」ではなく「坊っちゃん」なのかは、「なんや、もともとそう書いてあったんや」と、この直筆原稿を見て今さらながら納得したりする。 

岩波の『漱石全集』の編集に携わった秋山豊氏と、夏目房之介氏の解説によって、もともとの原稿に漱石のどのようなこだわりがあったのか、そして編集者によってどのような手が加えられていったかのプロセスがわかるのもこの本の魅力だ。

さて、今日も本屋さんに行った。またいくつもの本の誘惑を振り切り、さてそろそろ書店を出ようとしたときに目に付いたのが、この本。

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『手塚治虫 ぼくのマンガ道』(新日本出版社)。手塚治虫氏が生前にいろんな雑誌、新聞に書いたエッセイや講演記録から抜粋してまとめた1冊。

私はいわゆる「手塚フリーク」ではないが、こういう本はやはり気になる。藤子不二雄A氏の『まんが道』に登場する手塚さんを見ても、その後の日本の漫画家に与えた影響は計り知れない。今年で生誕80年ということでの刊行らしい。立ち読みのつもりで数ページ読むと、手塚さんのマンガにたいする思いが、ちょっとした文章からも読み取れて・・・・・・もうだめだ、感動して涙が出そう・・・・・・そうなると、こういう本は買わないといけない、となってしまいレジに向かうことになった。

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コメント

松井 貴彦さま  こんにちは。

私、メルマガ【一日一冊:人生の智恵】発行者の二本柳 保と申します。
http://archive.mag2.com/0000094236/


昨日、弊誌において「よくわかる部下取扱説明書」をご紹介させていただいております。
http://archive.mag2.com/0000094236/20080303053000000.html

「よくわかる部下取扱説明書」は、上司になった人が、一度は通る道を具体例をあげて、先導してくれる貴重な一冊だと思いました。

良い本をありがとうございます。

できれば、
松井 さまのサイト、メルマガなどで
弊誌掲載についてコメントでも
いただければうれしく思います。


PS:「新幹線ガール」私も買ってしまいました。ありがとうございます。

投稿: 本のソムリエ | 2008年3月17日 (月) 21時07分

二本柳 保さま コメントありがとうございまいした。【一日一冊:人生の智恵】も拝見させていただきました。拙書をお読みいただき、しかも★★★★★も付けていただき光栄です。他の本の紹介も見させていただきましたが、どの本にも「私が共感したのは……」というレビューをつけておられるところがすばらしいと思いました。また拝見させていただきます。

投稿: mats | 2008年3月20日 (木) 16時52分

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