プライベートのこと

2011年3月17日 (木)

息子の卒業式

被災地・被災者のみなさまに
心よりお見舞い申し上げます。

1日も早い復旧とみなさまのご無事を心より祈っております。

テレビも新聞も震災の報道が続くなか、
私は、今日は日ごろあまり書かない日常のことを書きます。

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今週の月曜日は中学生の次男の卒業式でした。

「被災地でも今日、卒業式の予定もあっただろう」と
その子たちのぶんも祝うつもりで参加してきました。

年のせいか、卒業式ではいろいろなことを思いだして、つい涙目に。

また、この学年はけっこうトラブルが多くて、
次男も「学校行きたくないな」と言ってたときもありました。

でも卒業式はすばらしかったのです。

答辞の一人は、そのよくトラブルを起こした子どもだったのですが、

中学時代に自分が起こしたり、かかわったりしたいろんなエピソードをあげて

「みんなに迷惑かけたぶん、今日の卒業式はぜったいに成功させたいと思って
実行委員をやらせてもらいました。みんな、ごめんな。そしてありがとう!」と。

この学校は学校行事で合唱に力を入れてきました。
卒業生の歌は、トラブルが多かった学年とは思えないくらいまとまっていました。

みんな、つらい思いをしたけど、そのぶん成長したのだと思います。

式次第が終わり、
最後に先生が
「卒業生、起立!」の声を掛けましたが、

卒業生はだれも立ちません。

もう一度、司会の先生が
「卒業生、起立!」
と言ったとき、

一人の生徒が、
「いやです!」
と大きな声を上げました。

「僕たち、まだ卒業したくありません!」

「だって……僕たち、○○(中学の通称)が好きだから!」

それを合図に卒業生がぞろぞろ立ち上がり、
合唱の配列に。

一人が指揮に立ち、
一人がピアノを弾き出して、みんなで歌いだしました。

……やりよったか、サプライズ。

先生たちも泣いておられました。

いい卒業式でした。

現実は苦しいこともあるけど、こんな子どもたちがいる。

大人も乗り越えていかなくては、と元気と勇気をもらいました。

午後から新たな気持ちで、仕事に向かいました。

日常を前向きに、
あきらめずに、
未来を信じ、
自分を信じて、
若い子どもたちに希望と勇気を与える大人になろう。

だれかが苦しいときは、
だれかが励まそう。

今がそのときだと、
子どもたちが教えてくれました。

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