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2007年12月31日 (月)

『日本人のルーツ』、『はにわの動物園』

保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。第6回目は、「こんなテーマのカラーブックスがあったんだ!」と驚かずにはいられない、意外なテーマのカラーブックスを数回に分けてご紹介いたします。第1弾の今回は、『日本人のルーツ』と『はにわの動物園』の2冊です。


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カラーブックス600「日本人のルーツ —その探求の一方法—」加治木義博 著(昭和58年初版、現在絶版)

テーマは「日本人の先祖はどこからやってきたのか?」…かなりマニアックなカラーブックスです。本書では、日本は一つの民族が日本列島の中で増えていったのではなく、様々な国から複数の民族が渡来してできた国だったのではないかという説を、いろいろな実例とともに紹介しています。


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↑婦人服のルーツを日本の埴輪とタイのリス族と比較するマネキン…


たとえば、古墳から出てきた埴輪の衣装と他国の民族衣装との共通点を探ったり、ギリシャの鎧と古墳時代の鎧を比較したりと、著者自身がこの謎解きを楽しんでいます。私自身も、「真実の歴史は時の権力者によって都合よくねじ曲げられていて、後世に本当ことが伝わっていないのではないか?」という、いわゆる「偽史」というものにロマンを感じたりします。すでに絶版なのですが、古代史の謎ときに興味のある方には是非オススメしたいカラーブックスです。


古代史つながりでもう一冊。

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カラーブックス862「はにわの博物館」千賀久 著(平成6年初版、発売中)

古墳調査で有名な奈良県立橿原(かしはら)考古学研究所の附属博物館にて「はにわの動物園」というタイトルの特別展が1990年に開催されました。本書の著者は、その展示の担当学芸員で、動物埴輪ばかりを集めた展示は子どもたちにも大好評だったそうです。このカラーブックスでは、埴輪を動物別に分けて、ニワトリ、水鳥、魚、馬、犬とイノシシ、鹿、牛、鷹、猿の埴輪を紹介しています。「はにわの動物園」誌上展覧会というわけです。

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もともと死者の霊魂を慰めるために古墳の周囲に飾られたという埴輪。その素朴さや愛嬌のある表情が、今も見る人々の目を楽しませ、心を和ませます。学校の教科書で馬や猿の埴輪くらいなら見たことありましたが、犬やイノシシ、水鳥、鹿の埴輪まであるとは知りませんでした。

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展示が行われた当時、お堅いイメージのある橿原考古学研究所に近所の幼稚園の園児たちが訪れたそうで、館始まって以来のことだったそうです。可愛い埴輪が盛りだくさんの本書は、保育社ホームページで絶賛発売中です。ご購入はコチラ


今年最後の更新となりました。来年もカラーブックスの魅力をたっぷりお伝えしてまいりますので、どうぞ当ブログを宜しくお願いします! それでは、みなさま良いお年をお迎え下さい。

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