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2008年2月29日 (金)

『ワイン入門』

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カラーブックス395「ワイン入門」松宮節郎・鴨川晴比古 共著(昭和52年初版、絶賛発売中)

保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。記念すべき第10回目は、やはり今もロングセラーを続けているカラーブックスをご紹介いたします。今回は、『ワイン入門』です。

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↑発酵を終え、木樽で貯蔵されて熟成を始める赤ワイン


実は、カラーブックスにはワインに関するものが4冊も出ているのです。今回の表題となっている「ワイン入門」をはじめ、「古城とワイン」、「ワインと料理」「ワインを楽しむ」の4冊です。いずれも素晴らしい本なのですが、現在は「ワイン入門」「ワインを楽しむ」の2冊が新刊で入手可能となっています。

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カラーブックス62「古城とワイン」日高達太郎 著(昭和39年初版、絶版)

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カラーブックス280「ワインと料理」辻調理師学校 編(昭和48年初版、絶版)


この「入門」とつくカラーブックスは、実に解りやすく簡潔に、取り上げたテーマに関する知識や情報を教えてくれる素晴らしいシリーズなのですが、この「ワイン入門」もご多分に漏れず、ワインに関する基礎知識から歴史、産地の特徴、原料となるぶどうの種類、美味しいワインが飲めるお店の紹介までを網羅しています。著者の松宮氏は当時サントリーの常務取締役、鴨川氏は当時サントリー〈ソムリエ〉スクール校長を務められていた方です。

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↑レストラン シャトーリオン赤坂店(サントリービルの1Fにあったらしい)の様子。関係ないけど右側の男性のモミアゲが凄い…

さて、筆者が一番初めにワインというものを意識したのは中学一年生のことです。中学校にいた技術科のT先生は、純粋な日本人なのですが、顔つきがイタリア人のような先生で、しかも無類のワイン好きでした。友人のN君と私は、このイタリア人顔のT先生にとても気に入られていて、日曜日になると3人でドライブへ行ったり、美術館へ行ったり、銀座の天賞堂という模型店へ行ったりして遊んでいたのです。このT先生、銀座へ行くと必ず輸入食材店の「明治屋」へ立ち寄って、ワインとチーズを買って帰るのがお約束でした。初めて明治屋を訪れた時、舶来のハイカラな空気を感じたことを今でも覚えています。

後日、先生のご自宅へ招待されたことがあるのですが、中に入ってビックリしました。なんと、本棚にはワイン、ワイン、ワインの本だらけ。一体何百冊あるのかという具合です。聞けば、T先生はワインの本しか家に置かないと決めているとのこと。そしてリビングの床板を開けると、マンションなのにも関わらず、自作のワイン貯蔵庫があらわれたのです(さすがは技術の先生だと関心しました)。ちなみに、T先生も筆者同様に猫を飼っておられたのですが、ワインの名前にちなんで「シャトーオーブリオン」と名付けたといいますから、これはかなり重症のワイン病。今にして思えば、このカラーブックスの「ワイン入門」も、そのワイン本コレクションの片隅に立てかけてあったのかもしれません。近いうちにチーズでも手土産に持って、カラーブックスが本棚に収められているのかどうか確かめに行ってみようと思っています。その時の様子は、このブログでもご報告いたしますね。床下のワイン貯蔵庫は今も健在なのだろうか…。

さて、今でも買えるカラーブックス「ワイン入門」「ワインを楽しむ」のご注文はコチラからどうぞ←。
今回は、カラーブックスのロングセラー「ワイン入門」のご紹介でした。

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