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2008年9月21日 (日)

『果実酒入門』

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カラーブックス268「果実酒入門」信定 滝太郎 著、(昭和48年初版、絶賛発売中、在庫僅少)

 保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。第23回目もいつもと変わらず、ロングセラーを続けているカラーブックスをご紹介いたします。今回は、自宅で味わう大人の時間『果実酒入門』です。

皆様はご自宅で果実酒を漬けたことがありますか? たとえば、実家のおじいちゃんおばちゃんや両親が漬けた「梅酒」、一時期ブームになった「カリン酒」など、例え自宅ではなくても、親戚の家や友人の家、小さな町の居酒屋の片隅といった具合に、漬けられている果実酒を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。実は、私たちがバーなどで飲んでいるカクテルにも「リキュール」と呼ばれる果実酒が使われています。このリキュールは果物の他、生薬を漬けた薬用酒もあり、本書ではこの薬用酒も果実酒とともに紹介しています。果実酒のページでは定番の梅酒、リンゴ酒をはじめ、みかん酒、レモン酒、いちじく酒、バナナ酒といった、日常でよく目にする果物の漬け方も丁寧に解説。薬用酒のページでは、クコ酒、山椒酒、マタタビ酒など、身体に効果のありそうなものが約30種。例外として、紅茶酒、ニンニク酒、コーヒー酒なんて変わり種も掲載されています。

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さて、カラーブックスの魅力はなんといってもカラー図版です。ここでは、いつも通り、本書の魅力的な図版の数々をお楽しみください。

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↑みかん酒仕込み
何も考えず、丸ごと「みかん」を入れた、そのまま過ぎる仕込み方。味のことよりも絵面が凄い。

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↑果実店に並ぶグレープフルーツ。サンキストのマークが懐かしい。今はシールが貼ってあるだけで、こういうビニールに包んだグレープフルーツを見かけなくなったような気がする。

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↑パイナップル酒仕込み
パイナップルも漬けちゃいます。これは、なんといっても漬け器のデザインが素晴らしい。高度成長期には、この手のデザインを施した日用雑貨がたくさんありました。

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↑薬用酒各種。左端にあるのがコーヒー酒。コーヒーにウイスキーを数滴たらして飲んだことはあるけど、甲類焼酎で漬けるという発想は思いつかない…。右端の2点は薬瓶に入って、いかにも薬用酒という感じ。

いかがでしたでしょうか? 本書にはまだまだ、面白い果実酒&薬用酒&図版が多数掲載されていますので、是非ご覧になってみてください。思わず一杯やりたくなる果実酒がたくさん掲載された本書は、もちろん今でも購入が可能です。ご購入はコチラから←。今回は、ほろニガ気分な『果実酒入門』のご紹介でした。


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コメント

この本ではありませんがあじさいの花をお酒にするのはとても凄いよ。
花の色が変わってきてまるで虫の塊が浮かんでいるかのよう。
どの果物にも言えますが直射日光の当たる所に果物酒を置いたらいけないね、鮮やかな色が消えて気持ちが悪くなる。

投稿: りん | 2008年10月 2日 (木) 17時43分

りん様
コメント有り難うございます。
紫陽花のお酒があるとは知りませんでした。
色あせた紫陽花のカタマリが、
お酒の上に浮かんでいるのを想像しただけで…
ゾッとします。bearing
梅酒も、長年漬けたものはグロテスクになりますよね。

投稿: 田端 | 2008年10月 3日 (金) 22時46分

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