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2008年12月31日 (水)

『日本酒入門』

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カラーブックス266「日本酒入門」中尾 進彦 著(昭和48年初版、絶賛発売中)

保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。記念すべき第30回目も、ちょいとオツなカラーブックスをご紹介いたします。今回は、クイーッと一杯、『日本酒入門』です。

最近、日本酒の美味しさに目覚め始めた私にとって、日本全国の地酒が手軽に飲めるようになったのは嬉しい限りです。しかも、今までは手を出しにくかった高級地酒が比較的安い値段で飲めるようになり、居酒屋のメニューで日本酒の種類を確認するのも楽しみの一つになりました。

本書の著者、中尾進彦さんは宣伝広告の世界でコピーライターとして広く活躍し、酒造メーカーのPR顧問も務めていた日本酒広告業界のプロ。その著者が「はじめに」で、日本酒について以下のように語っています。

「人が住むところには恋がある。それと同じぐらいの必然で、人類には酒があり、民族には固有の国民酒がある。しかも、よい酒を生み出した民族は、きまってよい料理をもっている。酒が食物の文化を育てたのか、また、うまい料理がよい酒を完成させたのか、にわかには断じがたいが、日本酒はあのデリケートで美しく優しい日本料理と間然するところのない酒である。」

そうそう、美味しい日本酒には美味しい料理が一番です。このブログでもご紹介した千葉の旅館「沖見屋」さんは、美味しい日本酒にぴったりの海の幸でおもてなしして下さり、高松市の「しるの店 おふくろ」も、美味しい料理と美味しい地酒「金凌」で大満足のお店でした。日本酒は、その酒の美味さと同じくらい、美味しい美味しい料理も必要なんだと感じました。

さて、ここでは、「目で楽しむ日本酒」ということで、今回もカラーブックスならではの素敵な図版の数々をご紹介いたしましょう。
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↑酒蔵の麹室の中(ムロ)の様子。
裸同然の格好で麹をかき混ぜる蔵人達の姿は、もはや羅漢像なり

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↑一方、こちらはオートメーション化された日本酒工場のフタを付ける工程
(おそらくワンカップ大関)。日本酒の製造法もここまで変化したと感慨にふけってみる…

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↑樽酒各種。樽酒は木の香が付きすぎるとよくないそうで、

詰めてから一週間以上たたないうちに飲むものなんだそうな

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↑変わり種の徳利各種。河童徳利は「かっぱ天国」を連想させるが、たしかに顔は清水崑風。

それにしてもこの、こけし徳利は顔がズレててシュールだ…

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↑日本酒によくあう日本料理の例。

それにしても、昔の料理本の写真って、どうしてマズそうに見えるんだろう…

いかがでしたでしょうか? 本書にはまだまだ、美味しそうな日本酒図版が多数掲載されていますので、是非ご覧になってみてください。本書は、嬉しいことに現在も購入が可能です。ご購入はコチラから←。今回は、ちょいと一杯のつもりで飲んでしまう『日本酒入門』のご紹介でした。

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