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2009年7月31日 (金)

『旅客機』

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カラーブックス523「旅客機」青木 日出雄 著(昭和56年初版、現在絶版)

保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。第45回目となりました今回も、すばらしい図版がたっぷりのカラーブックスをご紹介いたします。今回は、夏だ!旅行だ!飛行機だ!カラーブックス『旅客機』のご紹介です。

旅客機、それは一般人が旅(もしくは移動)するために乗る飛行機。海外旅行が高嶺の花だった時代、飛行機や空港は少年たちの憧れの場所であり、飛行機を操縦するパイロットは憧れの職業でした。私も小さい頃から旅客機が好きでしたが、とりわけ高校時代に愛聴していたFMラジオ番組「ジェットストリーム」で語られる、遠い異国へと誘うジェット機の「どっしり感」が忘れられません。気軽に海外へ行ける時代になった現在、あの重量感は薄れてしまいましたが、それでも空港で間近に見る旅客機の迫力はとても魅力的です。今回ご紹介する「旅客機」の著者は、航空ジャーナル社社長にして設立者の航空評論家・青木日出雄氏。保育社ではポケット図鑑で「飛行機」「軍用機」の著書もあります。氏は、「はじめに」で以下のように語っております。

「世界中どこで旅客機に乗っても日本人がいないことはまずない。飛行機の旅行は一般化したわけだが、それは単に経済的に豊かになったというだけでなく、旅客機が発達して、そんな旅行を可能にしたということも間違いではあるまい。ここでご紹介するのは、発達・成長した世界の旅客機の現状である。」

たしかに、世界のどこへ行っても飛行機には日本人が乗っていますよね…。さて、例によってカラー図版が豊富なカラーブックスの素敵なビジュアルを早速ご紹介いたしましょう。昨今では、その洗練されたデザインや空間で注目されている、空港や飛行機関係のグラフィック。この本では、どんな図版が紹介されていますやら。…皆様の夜間飛行のお伴をいたしますパイロットは、わたくし城達也です(低音)。

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↑日本航空の「鶴丸マーク」が懐かしい、マクダネルダグラスDC-10-40。機体は国内線仕様機。ああ、「クイズ100人に聞きました」がまた見たくなってきた…。

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↑旧ソ連のワイド・ボディー機として登場したイリューシン。1980年からアエロフロート国内線に就航。しかし、アエロフロートの床はベニア板だっていう噂は本当なのだろうか…もしかして都市伝説?!

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↑機長(左)。正操縦士であり、機内における最高責任者。一体なにを話しているのか? 機長「ここのスイッチのところ、顔に見えない? これが鼻でこれが口で…」

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↑航空機関士(右手前)。エンジン、油圧、電気などをはじめとする各種システムや機器類の見張り役。機体バランスを保つため、膨大な燃料を5つのタンクから均等に使っていく。スイッチなど1千を超える計器の異常に目を光らせ、緻密な燃料計算をやっていたがコンピュータ化などが進み、航空機関士の職はなくなってしまった…。

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↑雑誌や新聞のサービス。CA「ドレガイイデスカ?」奥の客「ッテユーカ、コノモチカタハ、アキラカニ『TIME』ヲススメテルダロ!」手前の客「ドッチデモイイジャン、オンガクキコエナイヨ…」

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↑飛行機で、一番楽しみなのは、やっぱり機内食。「あら、パンとおそばが一緒に入っているわ!」「ホントだ、面白ーい」 そんな話をしているかもしれない真ん中の方は、ひょっとして壇ふみさん? 違うか!

さて、いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した『旅客機』は、残念なことに絶版ですが、保育社には「紙ひこうき」(ジュニア図鑑)と「のりものシリーズ」(カラーブックス)があります。興味のある方は、どうそコチラをご覧ください。今回は、夢を乗せて空を飛ぶ『旅客機』のご紹介でした。

 

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