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2009年7月23日 (木)

『マジック入門』

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カラーブックス629「マジック入門」堤 芳郎 著(昭和59年初版、発売中)

保育社カラーブックスシリーズの魅力をたっぷりとご紹介する「カラーブックスの達人」ブログ。第44回目となりました今回は、保育社さんのホームページで直営ウェブショップ「ほいくしゃの本屋さん」開店を記念いたしまして、まだ入手可能な面白いカラーブックスをご紹介いたします。今回は、夏休み中に覚えて休み明けに驚かしたくなる一冊『マジック入門』です。

誰しも憧れる、マジシャンの華麗なる手さばき。「自分にも手品ができたら…」そんなことを思った経験のある方も多いのではないでしょうか。そんな願いを叶えてくれる、ポケットサイズの嬉しい一冊が、今回ご紹介する『マジック入門』。著者の堤芳郎氏は、カルチャースクール等でマジックを指導にあたる他、マジックスクールを行い、マジック・ショップ「魔法陣」を経営されています。そんなマジックスクール界の重鎮、堤氏は、「はじめに」で以下のように語っております。

「奇術の入門書は数多くありますが、このようにカラフルで見て楽しく、写真の多い本は他にないと思います。紹介しているのは、身近かにあるものをそのまま使う手品を主にしたものばかりです。かくし芸はにが手だが、これから少し始めてみようという人でも安心して学べるように、今まで、テレビや各地で教えてきた経験を十分に生かして解説しています」

たしかに、子どもの頃に読んだ手品関係の本は、イラストや文字が中心でした。具体的にどうやったら手品ができるのか、このカラーブックスでは、そのノウハウを豊富な写真図版を用いて懇切丁寧に説明しています。小さいころ夢中になって読んだ引田天功(初代)の手品本を思い出し、ただの細い紙束がウドンに変わるあの不思議な手品に挑戦したくなりました…。

さて、カラー図版が豊富といえばカラーブックス。84年の発行ということで、これがオイシくならないハズがありません。アシスタントを務める、女子大生風バニーガールとスーツで笑顔の男性、そしてちょっと水木チックな堤先生にもご注目下さい。

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↑ステキなマジックライフの扉を飾るのは、もちろんこの3人。やはり、昭和のマジックは、鳩とシルクハットと「オリーブの首飾り」(ポール・モーリア)でなくてはならない。これ、常識。

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↑母子でコンビを組む松旭斎八重子・美江子。手品はやっぱり、この「興行臭さ」がなくっちゃーね。現在は、旦那さまと「八重子&プラス1」で活躍中。先日、新宿・末廣亭にいったら「八重子&プラス1」が出演されておりました。

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↑「どの輪がほしい」より。好きな色の輪だけがほどけて出てくるというマジックの解説の一コマ。マジシャンというより、上司と部下の余興に見えてくるのは、この服装や髪型のせいか…。それにしても、この女性、何をそんなにすねてるんでしょう?Img_6210
↑カード・ファンを見せる著者。
カード・ファンとは模様のあるカードを扇子のように開いてみせる演技。鳩はどこから出現したのか…おそらく袖の中。

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↑人体輪通し。左腕にかけた輪を腰にあてている手を離さずに通して足さきから抜き取ってしまう。この写真だけ見たら、まるで(以下自粛)。

さて、いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した『マジック入門』は、嬉しいことに入手が可能です。ステキで濃い目の図版が盛りだくさんな本書を是非お買い求めくださいませ。そして、夏休みを使って、立派なマジシャンになってください。そのあかつきには、私に紙束をウドンにする手品を見せてください…(本書には載ってませんヨ)。ご購入希望の方はコチラ←から。今回は、みんなをアッと驚かせる『マジック入門』のご紹介でした。

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